佐野史郎&山本恭司
「小泉八雲・朗読の夕べ in 彦根」

日時
2017.3.4(土)18:00~20:00
会場
清凉寺
料金
前売3,000円・当日3,500円(中学生以上)/ Pコード 454-046 / Lコード 53177 チケット完売しました

失われることのない永遠の魂の故郷

オープン・マインドで世界と向き合ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。
120年以上前に八雲が見出した日本の心を、俳優佐野史郎とギタリスト山本恭司が、卓越した言葉と音楽で紡ぎだす朗読パフォーマンス。
さらに八雲の曾孫、小泉凡(島根県立大学教授)とアイルランド文学者・真鍋晶子(滋賀大学教授)のトークで、八雲文学の世界へと誘っていく。ハーンが愛した松江出身の佐野・山本、そして小泉により育まれてきた企画が、国宝の城、湖、そして神話の世界という共通点を持つ彦根で新たな形を見せてくれる。

上演時間

小泉凡 &真鍋晶子 トーク
18:00〜18:30
朗読パフォーマンス
18:40〜20:00

原作 小泉八雲/監修・トーク 小泉凡/脚本・朗読 佐野史郎
音楽・演奏 山本恭司/トーク 真鍋晶子/舞台監督 錦織伸行
プロデューサー 小泉祥子

小泉八雲・朗読の夕べ

日本を代表する俳優の佐野史郎とギタリストの山本恭司は、島根県松江市の出身で高校時代の同級生である。二人は敬愛してやまない小泉八雲の作品を読む朗読ライブを、2006年より松江市において毎年継続して行い、2015年で10回を数える。毎年、佐野が八雲の作品から脚本を書き、山本がギター1本で魅惑的な音の世界を作り出す。佐野の研ぎ澄まされた感性と山本の描き出す音の世界は、ハーンの作品が持つ言葉の美しさを語りかけてくる。生涯「語り」を愛してやまなかったハーンが耳を傾けたイマジネーションの世界を体験するハーン文学の魅力に触れる機会になることだろう。

出演者 Profile

佐野 史郎 (さの・しろう)

俳優。島根県松江市出身。
1975年、劇団シェイクスピア・シアターの創立に参加。1980年より劇団状況劇場(唐十郎主宰)を経て、1986年林海象監督「夢みるように眠りたい」で映画主演デビュー。1992年テレビドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS)のマザコン男、“冬彦”役が社会現象となる。1999年、映画「カラオケ」で初監督。2006年、植田正治の写真をモンタージュした映像作品「つゆのひとしずく」(DVD/2006年/東映アニメーション)を監督。アレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」、カン・ジェギュ監督「マイウェイ」など海外作品にも出演。これまでの出演作品は110本を超える。
幼少期から幻想怪奇の世界に親しみ、松江ゆかりのラフカディオ・ハーン=小泉八雲にも惹かれていた。映像の仕事にたずさわるようになり、ますます小泉八雲作品と関わる機会も増え、2006年に松江で始まった小泉八雲の朗読は今やライフワークとなっている。
BOWWOWの山本恭司とは松江南高校の同級生で、音楽を通じて当時から深く親交が続いている。

 

山本 恭司 (やまもと・きょうじ)

ミュージシャン。島根県松江市出身 。 15歳でギターをはじめ、18歳でヤマハ・ネム音楽院に入学。その頃より天才ギタリストとしての呼び声高く、在学中にBOW WOWのリード・ギタリスト、リード・ボーカリストに抜擢される。
デビュー当時は、キッスやエアロスミスとのツアーが大きな話題を呼び、豪快で圧倒的なサウンドとギターテクニックにより常に日本のロック・シーンをリードしてきた。その後、VOW WOWを結成しロンドンをベースにヨーロッパ、アメリカで約4年間活動。イギリスでチャートインするなど海外での評価も高く、海外有名アーティストへの影響力も大きい。
バンド活動以外にも、ギター・インストゥルメンタル・アルバムのリリースやジャズ・フュージョン系ミュージシャンとのセッション、アコースティックの弾き語り、最近では俳優・佐野史郎との「朗読の夕べ」の音楽を担当するなど、他アーティストのプロデュースに至るまで、その幅広い音楽性を武器に世界の音楽シーンで活躍している。

 

小泉 凡(こいずみ・ぼん)

民俗学者。東京都出身。島根県立大学短期大学部教授、小泉八雲記念館館長、焼津小泉八雲記念館名誉館長。成城大学・同大学院修了後、1987年に松江に赴任する。
小泉八雲や怪談などを文化資源として社会的活用をめざす実践研究や、子ども塾~スーパーへるんさん講座~」の塾長として、子どもたちの五感力を育む教育実践活動に継続的に取り組む。2008年には「松江ゴーストツアー」を提案し、その後、彦根ゴーストツアーの展開にも関わる。近年では、八雲の足跡をたどり世界中のゆかりの地でハーンの「オープン・マインド」を検証、発信する様々なイベントを開催し、都市間の緩やかな連携を築きつつある。
主著『民俗学者・小泉八雲』(恒文社)、『怪談四代記~八雲のいたずら』(講談社、2014年7月)ほか。日本ペンクラブ会員。小泉八雲の直系の曾孫にあたる。

 

真鍋 晶子(まなべ・あきこ)

アイルランド文学者。京都府出身。京都大学大学院文学研究科(英語学英米文学)、カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校(英文学)大学院修士課程修了。現在、滋賀大学教授。アイルランド、アメリカのモダニズム文学を研究。言葉の音楽性、日本の文化芸術の西洋に対する影響や、東西の出逢いに興味をもつ。「松江ゴーストツアー」を発案・展開する小泉凡氏に導かれ「彦根ゴーストツアー」を企画・運営。近著、『ヘミングウェイとパウンドのヴェネツィア』(彩流社)、 “W. B. Yeats and Kyogen: Individualism & Communal Harmony in Japan’s Classical Theatrical Repertoire”(ÉTUDE S ANGLAI SES: revue du monde Anglophone)など。2016年第1回国際イェイツシンポジウム(バルセロナ)に招待され、イェイツ、ハーン、フェノロサについて講演。

国宝・彦根城築城410年祭

主催: 光とアートで発信するブランディング事業 彦根・多賀地域連携組織委員会